症状だけ取るのってよくないってよ!世界的権威達も指摘する対症療法頼みの罠

症状だけ取るのってよくないってよ!世界的権威達も指摘する対症療法頼みの罠
「痛いから、とりあえず痛み止めを飲んでおこう」
「腰が痛むから、湿布を貼って、痛む場所をマッサージしてもらおう」
不快な症状が出たとき、私たちは反射的に「痛みを消すこと」ばかりを考えがちです。しかし、どれだけ薬を飲み、湿布を貼り、マッサージを重ねても、またしばらく経つと同じ痛みがぶり返してきませんか?
「痛みだけを取るのは良くないよ」「慢性症状に対症療法をしても仕方ないよ」…このような話を聞くと、私たちはつい「それは整体師や治療家の人たちが、自分たちの商売のために言っているだけでしょ?」と思ってしまうかもしれません。
ですが、実はこれ、治療家だけの主張ではないのです。
現代医学の最前線にいる一流の脳科学者、世界的に高名な医師、さらには医学史に名を残す偉大な科学者たち(いわゆる医学界の超権威)が、まったく同じ本質を自著や論文の中で強く指摘しています。
今回は、世界的な信頼を集める医師や科学者たちの実際の声を交えながら、私たちが陥りがちな「対症療法頼みの罠」について、わかりやすくお話ししますね!
「痛み」を単なる邪魔者ではなく、「システムのエラーを知らせる重要なフィードバック(シグナル)」として科学的に説明する世界的権威たちがいます。
①脳神経科学の世界的権威:アントニオ・ダマシオ教授

(画像引用:aeolivais.edu.pt / Antonio Damasio より)
南カリフォルニア大学教授であり、脳と身体の相互作用を研究する世界的な大権威、アントニオ・ダマシオ博士。彼は著書『デカルトの誤り』などで、痛みや不快感は「生命が生き残るために、脳にバランスの崩れを知らせるための必須のシグナルである」と定義しています。
このシグナルを対症療法でただブロックすることは、生体が自分自身を治そう(ホメオスタシスの回復)とするための大切なナビゲーションシステムを、自ら遮断してしまうことと同じなのです。
②心身医学の世界的権威:ガボール・マテ医師

(画像引用:Gabor Maté onassis より)
ストレスとトラウマ、心身医学の権威であるガボール・マテ博士は、世界的ベストセラー『身体が「ノー」と言うとき』の中でこう警鐘を鳴らしています。
「西洋医学は、体と心を切り離し、症状という『シグナル』だけを薬などで消し去ろうとする。しかし、それはシステムが発している最も重要なSOSをミュート(消音)する行為に他ならない。なぜ身体がその病気や痛みを引き起こさざるを得なかったのかという根本原因を無視して症状を抑え込んでも、慢性的な病理は絶対に解決しない。」
2.西洋医学の医師たちも警告する「対症療法一辺倒」の限界
日々、病院の臨床現場で多くの患者さまと向き合い、薬物療法の限界を痛感した西洋医学のトップドクターたちも、対症療法の危険性を厳しく指摘しています。
①全米の医療政策アドバイザー:マーク・ハイマン医師

(画像引用:Mark Hyman businessinsider.com より)
クリーブランド・クリニック機能医学センターの上級顧問であり、ホワイトハウスの医療政策アドバイザーも務めたマーク・ハイマン博士。彼は現代の対症療法を「穴の開いたバケツから溢れる水を、蛇口を閉めずにモップで拭き続けているだけ」と表現します。
「従来の西洋医学は、症状に『病名』というラベルを貼り、薬(対症療法)を処方する。しかし、慢性疾患の本当の原因は、体内のシステムネットワーク(自律神経、炎症、生活習慣など)の乱れだ。対症療法で症状だけを取り除くことは、身体が発しているSOSメッセージを無視することであり、患者を真の回復から遠ざける」と語っています。
②日本の救急医療のトップ:矢作 直樹 医師(東京大学名誉教授)

(画像引用:著書書影より)
日本国内においても、東京大学医学部付属病院の救急部・ICU(集中治療室)の部長を長年務めた矢作直樹先生が、著書の中で次のように告白しています。
「病気になって病院にやってきた患者さんを治療しても、不健康で無理ばかりする生活を続けていれば、またどこかからだを悪くして、病院にやってきます。(中略)対症療法によってでしか患者さんを助けられないことに、ある種の限界を感じていました」
日本の急性期医療の最高権威である医師でさえ、症状だけを抑えて根本原因(生活習慣や生き方)に目を向けない医療のあり方に、強い危機感を抱いていたのです。
3.なぜ整形外科では「根本原因」や「自然治癒力」を言わないの?
ここまで名だたる医師たちが警鐘を鳴らしているのに、なぜ身近な整形外科の先生は「湿布と痛み止めで様子を見ましょう」としか言ってくれないのでしょうか?
それは、整形外科という分野がたどってきた歴史(骨折や脱臼などの壊れたパーツを物理的に修理する外科としての役割)や、画像診断(レントゲン・MRI)に頼りすぎる教育システムが関係しているといわれています。
そのため、全身の神経のつながりや、なぜそこに負担がかかり続けたのかという「機能低下(根本原因)」に目を向けるのが構造上、難しくなっているのです。
①世界的医学誌「ランセット(The Lancet)」の提言

(画像引用:The Lancet 公式ロゴ/表紙より)
しかし、世界で最も権威のある医学雑誌の一つである『ランセット(The Lancet)』は、すでに2018年の腰痛ガイドラインで、現代の整形外科医療に対して以下のように痛烈な指摘をしています。
「慢性腰痛に対して、世界中で不要な画像検査、注射、手術、強力な鎮痛薬といった『過剰な対症療法』が行われており、これがかえって患者を重症化(慢性化)させている。薬物療法ではなく、身体の自己調整能力(自然治癒)を信頼したアプローチを最優先(第一選択)にすべきである」
つまり、「症状だけを薬で麻痺させること(対症療法)」は、体を治すどころかむしろ慢性化を招く罠であると、世界最高峰の医学データですら証明しているのです。

「火災報知器のベル」を止めても、火は消えません
症状は、体の中で火事が起きていることを知らせる「火災報知器のベル」です
対症療法とは、うるさいからといって「報知器のベルの配線を切る(痛みを麻痺させる)」行為です
大切なのは、ベルを消すことではなく、火の元(根本原因である神経の乱れ)を消し止めることです
Q&A|よくあるご質問

Q1. なぜ今まで薬やマッサージでは、痛みがぶり返してしまったのですか?
A. 薬やマッサージは、結果として出ている「痛み」や「硬くなった筋肉」をその場だけ和らげる対症療法だからです。それらを引き起こしている根本的な原因(骨格のグラつきや神経の流れの滞り)が解決していないため、時間が経つとまた元の状態に戻ってしまいます。
Q2. 病院の検査で「異常なし」と言われた痛みも、本当に原因があるのですか?
A. はい、もちろんです。病院の検査で「異常がない」というのは、病気や骨折などの「器質的な問題がない」という意味にすぎません。実際には、お体の機能や神経の流れが低下している(機能的低下)という立派な原因があります。
Q3. 世界的な権威たちも言う「自己治癒力」を引き出すにはどうすればいいですか?
A. 私たちの体には、寝ている間に傷ついた組織をせっせと修復する「自然治癒力」が本来備わっています。この力を100%発揮させるためには、体全体のコントロールセンターである「背骨と神経の通り道」をクリアに整えてあげることが最も大切です。
Q4. 施術を受けてその場で痛みが完全に消えないと、良くない施術なのでしょうか?
A. いいえ、そんなことはありません。その場で痛みを完全に麻痺させるのは強力な薬(対症療法)の得意分野ですが、それは体を騙しているだけです。根本的なアプローチでは、神経の流れが整った後、あなた自身の自然治癒力が時間をかけて毎晩少しずつ組織を修復していきます。
Q5. なぜ慢性的な痛みのときほど、対症療法を続けると良くないのですか?
A. 痛み止めなどの消炎鎮痛剤は、血管を収縮させて一時的に神経の伝達をブロックします。これを慢性症状に対して使い続けると、かえって血流障害が悪化し、筋肉や関節組織への酸素・栄養の供給が途絶えてしまうため、お体が自力で回復する力をどんどん奪ってしまいます。
院長からのメッセージ

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
「痛みさえ取れればいい」「早く楽になりたい」という思いから、あちこちの病院や治療院を巡り、お薬や湿布を使い続けてこられたお気持ちは、とてもよく分かります。
しかし、世界的な医師や科学者たちが口を揃えて言うように、不快な症状はあなたのお体が発してくれている「大切な警告(メッセージ)」なのです。それをただ麻痺させて消し去るだけの治療は、もう終わりにしませんか?
情報が溢れる今の世の中、何が本当に体にとって正しい選択なのかを見極めるのは本当に難しいことです。だからこそ、あなたが何軒もの治療院を彷徨い、悩むことになってしまったのは当然のことであり、一生懸命にご自身のお体と向き合ってきたあなたは、1ミリも悪くありません。
お体の神経の流れを綺麗につなぎ直し、あなたの中に眠っている「自然治癒力」が正常に働ける環境を整えてあげれば、お体は必ず自ら正しい修復のステップを歩み始めます。体からのシグナルに優しく耳を傾け、一緒に本当の健康を取り戻していきましょう!
































